転職は失敗だったと思った時、再び転職を考える前に考えたいこと
「思い違いだ」と思い込む
転職したにもかかわらず、「これは失敗だった」と思ってしまうことほど辛いことはありません。しかし、そう感じたのであれば、それに対して何かしらの対応をしないといけないことも事実。最初に、「失敗だと感じるのは、思い違いだ」と思い込んでみてください。よく考えてみたら、「失敗だった」なんてことはないかもしれません。できればそう思い続け、数ヶ月は仕事をこなしてみましょう。
これでダメなら他の対応を考えなければなりませんが、自分の意識を変化させずに逃げるような形で他の対応を模索するのは、社会人としてはあまり良い傾向とは言えないはず。思い込みによって乗り切ることができれば、それに越したことはないのです。
原因と解決策を模索する
もし思い込んでみても、「この転職は失敗だった」という気持ちに陰りが見えなければ、原因を改めて模索してみましょう。原因がハッキリとしたら、それに向けた解決策も考えていきます。
入社前と後で言っていることが違うのであれば、上司にそう訴えるのが解決策となり得るかもしれません。思っていたほど仕事を任せて貰えないのであれば、より精進することで希望していた仕事を任せてもらえるかもしれません。ブラック企業であることが判明すれば、そうした解決を専門とする機関に相談するしかないでしょう。
こうして原因と解決策を模索していけば、すぐに退職するという決断を下すよりも先に、その失敗を乗り越えることができるかもしれないのです。
最後の手段は「再転職」
何をどうやっても解決しないのであれば、再転職しかないでしょう。できれば避けたい対応ですが、転職に失敗したという経験はきっと今後に活かされるはず。そう思うことで一定の意味があるとも取れるでしょう。
30代であるからこそ選択できる対応でもあるのかもしれません。これが中高年となると、すぐに退職して再転職というのは難しい。そういう意味では早い段階で失敗しておいて良かったと思えるはずです。
ただ、退職を伝えてから2週間経過しないと辞めることはできないため、そのあたりのルールは守りながら、適切な進め方で辞めることだけは忘れないようにしてください。
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